本の撮影


5月最後の5日間、今秋に発売予定の書籍の撮影がありました。

料理撮影は普通、どこかのスタジオを借りて行うことが多く、使用するお皿なども、専門のレンタルショップで借りることが多いのですが、自著に関しては、今まですべて、我が家で撮影しています。

皿などの撮影に使うものは全てスタッフが持ち寄ったもの、あるいは我が家で普段使っているもの。人がいつも使っている皿は小慣れているというのでしょうか。環境にすぐ馴染みますし、ましてや我が家で普段通りに料理するわけですから、その温かみが伝わる本になるのは当然と言えば当然でしょうか。


今回もチームを組んでいて、編集者は「毬藻舎」の友成響子さん(今回はスカイプで参加)、カメラマンは野口さとこさん、デザイナーはいわながさとこさん。前回の「野菜たっぷり すり鉢料理」と同じメンバーです。

寝起きを共にして、朝から晩まで撮影に明け暮れます。



一日中、料理を作り続け、撮影をし続けるのですから、全員クタクタにはなるのですけれど、

そこは気心の知れたメンバー。緊張せずに、平常心で仕事できることがありがたい。

真剣で、いつも笑いがある現場です。

働く仲間ってつくづく大事だなぁと。



今回は料理のイメージカット、完成画像、モノクロカット用画像、手順、などなど1品で何種類も画像を撮る必要があったため、ひとつの料理に相当な時間を費やしました。


きっと面白い本になりますよ、へへ。

まだ詳細を公開できないのが残念です。




撮らねばならぬカットが何枚もあるから、忘れないように壁いっぱいにメモ書きを貼り付けて。

縦だ、横だ、モノクロだ、ぎゃ、これを撮り忘れたー、って感じであっという間に1日が終わる。



飛び入り参加のテツオ、昆布男、チャーリー!





伝え続けること。

これが私の仕事かなと思っています。


台所に立つ愉しみを味わう。

面倒だ、嫌だ、と言わず、思わず。

料理の先にある、目に見えないけれど大切なもの。

この本がその第一歩となればいいな。