2018.09.04 05:40山只華陶苑を訪問 studio482+をオープンしてからずっと販売をしている商品のひとつに、加藤智也さんの「すり鉢」があります。 その美しく、実用性と精神性を兼ね備えているすり鉢に惚れ込み、彼にラブレターばりの手紙を書いたのは5,6年前だったか。 工房で彼の作品であるカフェオレボールを「すり鉢に...
2018.07.18 02:50山只華陶苑・加藤智也さんの「おろし皿」が初入荷金属製おろし金を使い続けて思ったこと。食卓にこのまま出せればいいのに...。しかも、一般的なおろし金は、食材をすったときに汁がこぼれるから、器に移し替えなければなりません。最近は「受け皿付おろし金」もありますけれど、これだ!というものにはまだ出会っていません。そんなときに山只華陶...
2018.05.13 07:36ごはんをおいしくする「おひつ」この道具はごはんのためにあります。おひつは謂わば「ごはんの家」。この中で、炊きたてのごはんがさらにおいしくなります。ごはんが炊き上がったらおひつに移して食卓へ。「いただきます」までのほんの数分間でごはんの湿気が落ち着いて、ふんわりおいしくなっていることに、毎度驚きます。おひつが「...
2018.05.03 06:44片手土鍋の愛らしさ「土鍋」で思い浮かべるのは、鍋料理で活躍する定番の「あの形」ですけれど、この土鍋はまるで「雪平鍋」のよう。手軽に使えるのが、この片手鍋の良いところでしょうか。(我が家では土鍋ORIBEさんも春夏秋冬使いますから、土ものの出番が実に多いのです。)取っ手がついていて、小ぶりで可愛らし...
2017.11.01 04:33なべしきハウス 土鍋、羽釜、フライパン、ポットなど、台所道具をしっかり支えてくれる鍋敷きをずっと探していました。 日本伝統の藁の鍋敷きも使ってみました。ところが普段使っている土楽の土鍋を置くと、藁の鍋敷きはひどく焦げてしまいます。また藁の鍋敷きは台所道具の直径によっては、うまく輪っかに乗せられず...
2017.09.06 05:39土瓶が初入荷!我が家で大活躍の土瓶がstudio482+に初入荷いたしました。伊賀焼・土楽窯の製作。丁寧にろくろで製作された土瓶です。製作に手間と時間がかかるため、数年に1度しか焼かないそうです。今回は福森道歩さんに悲願して、笑、製作していただきましたっ!この土瓶の最大の魅力は「やかん」と「急...
2017.08.05 00:07辻和金網の丸網地味だけれど、台所仕事になくてはならないモノをご紹介します。この丸網は京都の老舗「辻和金網」の職人がひとつひとつ丁寧に製作されたもの。太いステンレスを使っていて、網目も細かくて(1cm角)丈夫です。サイズは直径16cmと19cm。丸網は100円ショップでも売られていますが、素材は...
2017.07.26 02:43土鍋の仕事studio482+で扱う土楽の土鍋は三重県伊賀の土を使っています。どんな特徴かというと、土鍋の底に細かい(時には大きな)ヒビが入ります。ここが重要!ヒビは素地と釉薬の収縮率の違いで起こるもので「貫入」と言います。土物を焼成したときにできるもので、細かいヒビと気泡が混入します。こ...
2017.07.23 14:12煎る!今の時代、煎って何かを作る機会はほとんどなくなりました。昔は節分のときにまく「鬼打豆」や、正月の鏡餅も砕いて煎ったそうです。豆味噌をつくるにも、漬物のぬかみそをつくるにも、煎る道具が必要でした。昔の人は煎る料理の知恵を会得していたのですね。焙烙は、縄文時代の土器が発展したものだと...
2017.07.01 02:31伊賀焼の窯元・土楽伊賀焼の窯元「土楽」をご紹介致します。土楽は三重県伊賀にある窯元です。福森雅武さんは、かの白洲正子さんと交流があることで知られています。白洲さんの随筆には土楽がよく登場しますね。白洲さんがいかに土楽の陶器に惚れ込んだかが、よく分かります。
2017.06.28 01:17山只華陶苑・加藤智也さんのすり鉢 寛政六年(1794年)から続く「山只華陶苑」7代目、加藤智也さんは国際的な陶芸コンテスト、ファエンツァ国際陶芸展グランプリ受賞など、数々の展覧会で 受賞され、2012年には「JUJUシリーズ波紋櫛目すり鉢」で グッドデザイン賞を受賞されている気鋭アーティストです。 岐阜県高田地...